Galaxy Z Fold3を購入したらこれだけはやっておきたい「カメラの無音化」「スワイプでスクショ」。そしてその際、One Hand Operation+で他にもジェスチャーを割り当てると更に便利という記事をご紹介しました。
特にGalaxy Z Fold3は大きいので物理の「電源ボタン」「音量ボタン」の操作を出来る限り減らすと快適です。まずは「電源+音量下によるスクショ」や「音量の上下操作」をスワイプに割り当てるのがいいですね。
それ以外にも色々オススメ設定がありますので今回は更に便利に使うための設定をご紹介したいと思います。
モーションとジェスチャー
Galaxy Z Fold3の設定「便利な機能」に「モーションとジェスチャー」という設定画面があります。
ここで便利だと思う機能があればオンにしておきましょう。
まずは「ダブルタップして画面をON」「ダブルタップして画面をOFF」をおススメします。これで物理電源ボタンを触る機会が更に減ります。ロック画面からの起動、アクティブな画面からのロック、はダブルタップだけで対応するのが楽です。
更に「閲覧中は画面を常にON」も必須でしょう。動画視聴などスマホを触らずに長時間閲覧する場合に不用意なスリープを防ぐことが出来ます。
これ以外はお好みで。というところでしょうか。スワイプキャプチャは前回ご紹介したOne Hand Operation+によるスワイプキャプチャの方が便利だと思いますのでオフでも良いと思います。
Nova Launcher のジェスチャー操作
私はホームアプリにNovaを使ってるんですが、Novaのジェスチャー操作も加えて利用しています。Galaxy Z Fold3標準のジェスチャーやOne Hand Operation+では、ホーム画面の任意の場所で上にスワイプ、下にスワイプがセットできませんのでNovaのジェスチャーで割り当てています。
上スワイプでドロワー、下スワイプで通知メニュー。この2つはもう長年使い続けています。そして先ほど標準機能でもセットした「ダブルタップで画面ロック」もセットしておきます。こっちが優先されるみたいなんですよね。
他、ピンチインでアプリ履歴、またステータスバーを普段は非表示にしているのでピンチアウトでオンオフ出来るようにしています。その他は以前は細かくセットしていましたが今は使っていません。色々割り当ててもいいですね。
私はNovaを使っているのでNovaのジェスチャー機能を使っていますが、他のジェスチャーアプリを導入してみるのも良いですね。
Bixby Routines
次はタスクの自動化としてGalaxyシリーズに搭載されているBixby Routinesをセットアップするのがお勧めです。設定>便利な機能>Bixby Routinesで設定できますが、ショートカットアイコンをデスクトップやドロワーに置いておくこともできます。
おすすめテンプレに結構使えるものも用意されているので、気に入ったテンプレを使ったり、自分でルーチンを作ったりしています。
タイムアウト延長
先ほど「画面を見ている間はスリープしない」という設定をオンにしましたが、場合によっては「画面を見ていなくても」しばらくスリープさせたくないケースがあります。例えばゲームで自動戦闘中はちょっと目を離して別の作業をしたりする事ありますよね?そんなケースの為に通常は1分でスリープする設定に対して「指定したアプリを使っている時は10分間スリープしない」というタスクを作っています。
Bixby Routinesは「ルーチン終了時はその前の状態に戻す」という事が出来るのがめちゃくちゃ楽です。
バッテリーを節約
これはテンプレにあるルーチンです。「充電していない時にバッテリー残量が8%未満になったら省電力モードにする」というタスク。数値だけテンプレからいじりました。
夜間にバッテリーを節約
これもテンプレのまんまです。「睡眠中に充電していなければ省電力モードにする」というもの。つい充電を忘れた時にバッテリーが浪費されるのを防げます。
自宅までナビゲート
これはテンプレの中も出変わり種です。ホーム画面のショートカットをタップすると、今いる場所から自宅までのルート検索を一発で行ってくれます。
縦画面固定
これは鉄板設定でしょう。LINEやTwitterなどどう考えても横画面で使用しないアプリは常に縦画面固定しておく設定です。逆に指定アプリだけ自動回転を許す。みたいな設定でも良いですね。
外出
家から外に出たら「スマホの音量をゼロにする」「Wi-Fiをオフにする」というものです。電車の中とかで間違って音が出てしまうと恥ずかしい事ありますよね。なので家を出たら一旦音量はゼロにして事故を防ぐ。また外で意図しないWi-Fiに勝手につながると面倒なので家を出た時点でWi-Fiをオフにする。という設定です。
自宅
自宅に帰った時には逆に「Wi-Fiオン」「明るさ70%固定」「メディアの音が鳴るようにする」という設定です。明るさは外では自動調整にしているんですが、家の中では明るさが変動するのを防ぎたいので固定化しています。
Wi-Fiオンアプリ
外出中はWi-FiをオフにしているんですがGoogle Mapなどを使う際はWi-Fiオンにしている方が精度が上がるので、指定アプリを起動している時だけはWi-Fiをオンにする。という設定です。
私は一旦この辺りまでBixby Routinesで設定していますが、他にも家に帰ったら自動で照明が付くなどスマート家電連動なんかも出来ますし、細かな制御も色々出来ます。
Bixby RoutinesはGalaxyシリーズだけの機能ですのでGalaxy Z Fold3でも是非最初に使えそうなルーチンを設定してしまいましょう。
MacroDroid
Bixby Routinesでは設定できない事、もっと違う設定で利用したい、あるいはGalaxy以外のAndroidスマホを使っている。などの場合はMacroDroidが便利です。
先ほどののBixby Routinesより複雑な設定(条件分岐や繰り返しの処理など)も出来ますので、更に様々なタスク自動化を行いたい場合に使えます。
ちなみに私は先ほどのBixby Routinesの「自宅」「外出」時の設定は昔からMacroDroidでセットしていましたので今もこちらを優先させています。家から出たら明るさを自動調整に変える。なども直接設定出来ます。
但し、注意が必要なのはWi-Fiのオンオフ制御はMacroDroidだけではできなくなっていて、別途MDヘルパーというアドオンをセットアップする必要があります。
この辺りは以前も記事しているので参考になさってください。
更に注意が必要なのは「バッテリー最適化から除外」しておくことです。MacroDroidもMDヘルパーも初期は「バッテリ使用料を最適化する」になっているのでこれを「オフ」にする必要があります。これでFold3でも問題なく挙動しました。(結構システムをいじる系アプリはこの最適化をオフにする必要があります)
他にもマクロ系や制御系アプリと言えばTaskerが老舗ですが、今はMacroDroidの方がシンプルで分かりやすいかもしれません。
アプリの縦横比設定
最後にGalaxy Z Fold3ならではの設定として「アプリの縦横比の設定」もしておく事をお勧めします。
ゲームのアスペクト比についての記事でも紹介したんですが、Foldは特殊なアスペクト比なのでアスペクト比を変えた方が見やすいアプリもあります。そんなアスペクト比の変更方法です。
設定>便利な機能>ラボ>アプリの縦横比をカスタマイズ
ここでアプリ毎のアスペクト比を変更できます。
主にゲームなんかで影響が大きいんですが、一部それ以外のアプリでも変えておくと良いものもあります。例えばinstagramなんかは「アプリの標準が16:9」という特殊アプリなのでFold3の最大画面で閲覧したければ変更しておくと良いでしょう。
一方、マクドナルドアプリのクーポンなんかは最大化されて見づらいので「16:9」に変更しておく方が使いやすかったりします。最初に全部のアプリをチェックするのは大変なので使ってみた時に気になれば変更するという運用がお勧めです。