Galaxyシリーズではゲームに関する機能も充実していますので、今回はGalaxy Note9に見るゲーム周りの特徴を紹介します。
まずGalaxy S/Noteシリーズにはスマホ全体のパフォーマンスをチューニングする機能があります。
ここでは、スマホの解像度や画質などの設定が出来ますので、Galaxy Note9のようにバッテリーに余裕があるモデルではフルパフォーマンスを発揮する設定にしておくのが良いでしょう。
次に「Game Launcher」という機能があり、ここにゲームアプリは集約して管理されています。
ここではスマホが持っているパフォーマンスを選択できるのですが、凄いのがゲームアプリ毎に設定を変える事も出来る事です。
様々なプレイ記録も取られており、どのゲームを何時間プレイしているかもログとして確認可能。
ゲームごとに消費しているデータ使用量の蓄積も確認する事が出来ます。
更にプレイ中いつでも「GAME TOOLS」を呼び出すことが出来、ゲームプレイに最適な設定をいつでも変える事が出来ます。例えば、ゲーム中は他のアプリの通知が来ることを制限したり、ここから画面キャプチャや録画をすることも可能。ここでキャプチャした画像は各ゲームごとのフォルダに自動的に振り分けられます。
ゲームの録画機能も細かく設定でき、スマホ内の音声だけを録音するかマイク機能で実況録画をすることも可能です。
一つだけナビゲーションバーにショートカットを置く事もできプレイ中スムーズにキャプチャを撮る事も出来ます。
また最近ではオート戦闘などを繰り返すタイプなど放置状態でゲームを進める事もありますが、ゲームプレイ中しばらく画面をタッチしないと自動的に画面ロックが掛かる機能もあります。
この間は画面輝度をかなり落としてディスプレイ負荷を下げ、画面タップも反応しなくすることでポケットに入れたままオートプレイを継続することなどが可能。復帰したいときは画面上を大きくスワイプさせる事でまた操作可能な画面に戻せます。
更に注目は「GAME TOOLS」表示時に上部に表示されたアプリアイコン。これは4つまでセットできるアプリショートカットです。
例えばゲームをプレイ中にLINEが届いたとします。今までだと一度アプリを切り替えてLINEを対処してからまたゲームに戻る。という工程が必要でゲームを完全に中断させる必要がありました。メモリの少ないスマホでは状況によってはゲームがタイトル画面に戻ってしまう。なんていう事故もありましたね。
GAME TOOLSのショートカットはゲームプレイを継続したままフローティングでアプリを表示させられるので、まさにアクティブにゲームが動いたままちょっとLINEの返信をする。なんて事が可能です。
Galaxyシリーズは大画面&高パフォーマンスも売りですから、こうしたゲームを快適にプレイする機能も沢山盛り込まれています。
また、これはまた次回の記事で詳しく紹介しますが他の機能と組み合わせて更に多様なゲームプレイが可能になります。
例えば、これは前回のSペンの記事でも紹介しましたがマルチディスプレイ機能を使い、上部にゲーム、下部にブラウザ、更にフローティングでメモ書きなんていう使い方が出来ます。
次に、同じアプリの2つ目を別アカウントで設定できる「セキュリティフォルダ」機能に、複数アプリを同時にアクティブ状態にする「MULTISTAR」という機能を組み合わせる事で同じアプリを2つのアカウントで同時プレイする事も可能になります。
更に、アプリをフローティングで起動させ並べる事でいくつものゲームを同時にプレイするなんてことも可能です。下記スクリーンショットでは3つのゲームを完全に並行してプレイしています。
もちろんゲーム以外でも役立つ機能ですが、ここまでくるとiPhoneじゃ全く無理ですし、他のAndroid機種であっても真似できないレベルでGalaxyは突出した多様さがあります。
コアなゲーマーが選ぶスマホといえばiPhoneだったり、最近話題のROG Phoneなんかじゃないかと思いますが、Galaxy Note9もまた少し違った切り口でゲーマーにとって魅力的な機種じゃないでしょうか?